はりきってランニングやウォーキングを始めたその時!
足首をひねったり、運動後、膝が痛くなったりした経験みなさんはありませんか?
そんな時正しい対処法がわからず、湿布でやり過ごしてしまう方も多いと思います。
本来ならすぐ治るようなケガも、そのままにしておくと痛みが長引いてしまう事もあります。
受傷直後に適切な応急処置が出来ていたかどうかで、その後の治療期間は大きく変わってきます。
今回はこの「炎症」を抑えるため受傷後すぐ行うべき処置である【アイシング】についてお知らせします!
ケガをしてすぐ、患部が腫れたり熱っぽくなった状態を「急性炎症」といいます。
この炎症を抑えるために行うのがアイシングです。
アイシングの方法として
①氷(保冷剤)で患部を包帯orバンドで圧迫固定して冷やします。
→直接あてると凍傷の危険がある為、布で覆いその上からあてましょう。
②冷却時間は15~20分
→長時間あて続けるのも凍傷の危険があります。30分~1時間毎にアイシングを繰り返し行いましょう。
③腫れの強いうち(24~72時間)はアイシングをできる限り繰り返しましょう。
この処置は早期に行うことにより、患部の炎症を抑え、治りを早くさせます。
※しかし、これはあくまでも応急処置にすぎません、ケガによっては骨折・脱臼・靭帯損傷・筋損傷など様々な損傷が疑われます。このような場合には、医師の診断が必要になるため、できるだけ早くの医療機関の受診をおすすめ致します。