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2019.12.4お知らせ

肘から小指にかけての痺れ

    

肘の内側から小指の先までのピリピリとした痺れがある方は、肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)の疑いがあります。

今回はこの肘部管症候群についてご説明していきたいと思います。

  

痺れの原因としては比較的多く、中年以降の男性になりやすいとされています。男女比は7:3でほとんどが片方の手に症状がでます。

肘を酷使するスポーツや職業に従事されている方、子供の頃に肘周辺の骨折の既往がある方に多く起こるとされています。

   

自覚症状としては、手の平から小指と薬指にかけて痺れを感じます。

手の筋肉の麻痺により、指先を使った細かい作業に支障が出たり、手の平の小指側が痩せてきます。

   

原因

この病気は、肘の周りで尺骨神経(しゃっこつしんけい)という神経が圧迫されることによって起こります。

具体的なものとしては、肘関節の変形による神経の圧迫、子供の頃の肘周りの骨折の治癒後、寝ているときの姿勢(腕枕をして眠る)直接の外傷、ガングリオン、職業、スポーツによる肘の過度の使用などがあります。

写真で☓マークがついているところを圧迫すると痺れが強くなったり、トントンと叩くと小指の方に向かってビリっとした痛みがあります。(チネル徴候)

    

検査法

・指交差テスト

人差し指の上に中指を交差できないと陽性

・Wartenberg(ワルテンベルグ)徴候

小指と薬指の間に紙を挟み力を入れ、簡単に紙を引き抜くことが出来れば陽性。

・肘関節屈曲テスト

肘関節を最大まで曲げ・手関節を手の甲側に曲げるて保持し症状が悪化すれば陽性。

     

治療

痺れが起きてからすぐで、一時的なものであれば、ビタミン剤や電気治療で経過観察となります。肘の使い過ぎが原因と考えられる方は三角巾で腕を吊り安静にして1〜2週間様子をみます。

数週間の治療で効果のない場合や、筋肉の萎縮がみられる場合、痺れが悪化している場合は精密検査の依頼をする場合もあります。

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